初めて飼い始めた犬
私の家は、共働きの両親と兄姉の5人家族でした。小さな頃から、よく兄が小動物を飼っていましたが、犬や猫を飼う事だけは許してくれませんでした。ずっと犬を飼いたいと思い続け、私が就職し、共働きだった母親が仕事を辞める事となり、それを機に犬を飼う事になりました。
小さな古びたペットショップ。高校生の頃、よく見に通っていました。いくつも並ぶゲージの中には、子犬たちがワンワン吠えながら、自由になる日を待っているかのようでした。
その中でふと目についた、小さな黒い背中。静かに丸まりあまり顔も見せてくれないその子が、ふと振り向いて顔を見せてくれたんです。
ヨークシャーテリアとマルチーズのMix犬でした。もう、一目惚れ状態。そこから両親を説得、やっと許してくれて、私の誕生日に家族の一員になりました。
体は黒い毛並みでしたが毛先は白く、顔はテリアの顔でした。手のひらに乗るようなまだ小さいその子に、“チャチャ”と名付けました。家に来た時から腸に虫がおり、食べることも出来ず点滴をすることに。
4日間ほど点滴をして、元気になったチャチャはそれはもう可愛くて。